風のシルフィード(7)ってなんだろう

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風のシルフィード(7)

全治2ヵ月の鞍傷を負ったシルフィードは、特製の鞍をつけてダービートライアルに挑んだ。
ハイペースのレース展開、文句なしの圧勝でダービーに勝ち名乗りをあげるシルフィード! しかし、まだ10勝しかしていない駿はダービーに出られない。
駿以外を乗せて走る気がないシルフィードは、ダービーで戦うことができるのか!?駿のダービーへの出場が認められ、万全の体調で挑むシルフィード。
しかし、駿が引き当てた枠順は22番枠。
100メートルものハンデのある大外からのスタートとなった。
でもここまで来たらやるしかない! 接触を恐れない闘志で、最後は名馬・マキシマムとの一騎打ちとなったレース、勝敗は写真判定に。
協議の結果、優勝は!?菊花賞最大の難所・魔の最終コーナーを攻略するべく、駿は新潟に遠征、菊花賞3勝騎手・河北と対戦する。
河北の巧みな走りをヒントに、駿は攻略法を編み出し、菊花賞制覇へ大きな一歩を踏み出した。
マキシマムとの再戦に闘志を燃やす駿の前に、新たなライバル・小蒼竜も出現。
奇跡の末脚をも凌駕する、驚異の走りに駿は…!?菊花賞まであと10日。
京都遠征中の駿は魔の最終コーナーを見事に攻略。
好成績を収め、本番への足がかりをつかむ。
レース前日、栗東トレセンに顔を揃えた三強馬は万全の仕上がり。
はやくも火花が散る中、肝心の駿が減量の影響で衰弱しきっていた。
迎えた当日は雨。
駿とシルフィードは気合い充分、スタートの瞬間を待つ!雨の菊花賞、優勝を争うのは、シルフィードとマキシマムの2頭にしぼられた。
勝負の鍵は魔の最終コーナーかと思われたが、泥に足をとられ易いという弱点を抱えたシルフィードのラストスパートに賭けた駿は、コースの荒れていない大外から勝負を挑む。
最後の直線はダービーを彷彿とさせるデッドヒート。
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