がんばれ!キッカーズ(1)

がんばれ!キッカーズ(1)

第32回小学館漫画賞受賞作品。
サッカー大好き少年の大地翔は転校してきた北原小学校で、サッカーチーム“キッカーズ”に入部する。
しかしキッカーズは「おんぼろキッカーズ」とバカにされるほどの弱小チーム。
部員たちも諦めムードでろくに練習すらしない。
だが、翔だけは違った。
周辺校を回り、強豪南陽SCとの練習試合を決めてくる。
翔のサッカーを愛する姿勢にふれた部員たちも徐々に変化を見せはじめる。
強豪・南陽FCとの練習試合に挑んだ北原キッカーズは、前半を終え0対12と大差をつけられる。
だが、後半に入るとゴールキーパーでキャプテンの本郷を中心にゴールを守り、得点を与えない。
そして試合終了間際、全員でつないだボールを翔がシュートを決め、ついに1点を取る。
サッカーの楽しさを知った部員たちは、もう「おんぼろキッカーズ」とは言わせないためにさらに練習に励む。
キッカーズが南陽SCから1点を取ったことを知った西山SSSのエースストライカー水島雄が試合を申し込みにやってきた。
翔が入部する前、西山には大差で負けており、そのためにも雪辱戦を誓う。
だが、その矢先、健太が西山SSSの選手を殴ってしまい、1か月の対外試合禁止とサッカーボール使用禁止の処分を受けてしまう。
転んでもただでは起きないキッカーズは独自の練習方法を生み出す。
西山SSSとの雪辱戦に燃えるキッカーズは、翔のシュートが決まり前半を1対1と大健闘。
だが、ハーフタイム中に起こした乱闘で健太とデコの二人が退場処分を受けてしまう。
11人対9人と劣勢のキッカーズは、後半早々西山のエース水島に勝ち越しゴールを許してしまう。
これ以上点をやれない中、翔を中心に全員が体を張って守り、何とか追加点を与えない。
すると、試合終了間際に翔の執念のゴールが決まる。
ある日、キッカーズのコーチとして風間が就任。
風間の練習はまさにスパルタで、鬼コーチと恐れられる。
練習試合でも鉛入りのシューズで試合をさせるが、当然選手たちの動きは鈍く、あっという間に5点を取られてしまう。
だが、これもすぐに諦めようとする選手たちの姿勢を直そうとする愛のムチだった。
後半、鉛シューズから解放されたキッカーズは次々に得点をあげる。
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