コータローまかりとおる!(19)
メンバー集めに悪戦苦闘するコータローは、極端流のプロモーション(?)ビデオをバラまいた。
でも、そのビデオが変な効果を生んじゃったようで、なにやら起こりそうな雰囲気が……。
選抜戦まであと1日!? あせるコータローの前に再びジェイソンが登場! 男2人、女(?)3人で、やっとメンバーがそろった極端流空手部に、またまた大難問がもちあがり……!?クリッシーは社長秘書。
老齢の社長を心から敬愛していた。
だから社長が病に倒れ、危険な状態で病院に運びこまれたとき、弁護士同伴でやってきた財産のことしか頭にない後妻を断固病室に通すまいとして激しく言い争うことになったのだ。
一触即発の場面、クリッシーを救うように突如一人の男性が現れた。
「僕に会えなくて寂しかったかい、スイートハート?」男性はいきなりクリッシーを抱き寄せ、唇を重ねて甘いキスをした。
ホリーはそのイタリア人男性に愛されていると信じていたが、そうではなかったばかりか、知らぬ間に犯罪の片棒を担がされていた。
イギリスに帰りたい一心で、ひとりローマ行き列車に飛び乗ったものの、車内を警官が巡回している! ホリーはとっさに一等車のコンパートメントに逃げ込んだ。
そこには鋭い目をしたマッテオという判事が乗っていて、彼はホリーが警察に追われる身だと即座に見抜いた。
だがなぜか警察には突き出さず、彼女を屋敷へと連れ帰る。
ほっとしたのもつかの間、彼にパスポートを取りあげられ、ホリーにとって、不安に満ちた日々が始まった。
亡夫の伯父にあたる伯爵、アンガスの城に厚意で住まわせてもらい、ようやく穏やかな日常を取り戻したスージーだったが、アンガスが亡くなり、城は新しい伯爵が相続することになった。
彼はニューヨークの投資家で、興味の対象は金儲けのみという話だ。
その日、城から追い出される覚悟でスージーが出迎えたのは、まぶしいほど魅力的な男性、ヘイミッシュ・ダグラスだった。
だが、最愛の身内を亡くし、いまだ悲しみが癒えない彼女に、ヘイミッシュはにべもなく言った。
「城は売るつもりだ」こんな冷たい人に思い出のこもった城をゆだねたくない。
泣き虫のスージーの中に生まれて初めて強い決意が生まれた。
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